■各部名称
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B |
アースソケット |
電場を測定する場合に、黒いアースケーブルを差し込みます。
アースケーブルのもう一方の先端にはワニグリップがあります。これをコンセント脇のアース端子に留める(コンセントの中には絶対に差し込まないでください。危険です。)か、付属の銅線バンドで水道蛇口など、アースが可能な箇所に接続します。 |
C |
メジャリングソケット |
測定ゾンデを接続します。 |
D |
ディスプレイ |
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E |
ON/OFFスイッチ |
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F |
HP50Hzスイッチ |
ハイパスフィルターでスイッチオンすると、50Hz以下の周波数が抑制されます。これによりトラクションパワーの部分は把握されず、表示される測定値はそれに対応して低くなります。オンの時はディスプレイに「~」マークが表示されます。 |
G |
TP2kHzスイッチ |
ローパスフィルターでスイッチオンすると、2kHz以上の周波数をTCO及びMPRの基準に従って減衰させます。この機能を使うと、表示される測定値はコンピュータモニターを使っていると発生する高周波領域の大きさ分少なくなります。。オンの時にはディスプレイに「▲」マークが表示されます。 |
H |
トーンスイッチ |
測定時トーンのON/OFFを行います。 |
I |
測定レンジつまみ |
つまみを回して測定レンジを選択します。 |
電場(ボルト/メータ) |
磁場(ナノテスラ) |
0 ~ 20 V/m:
0 ~ 200 V/m
0 ~ 2000 V/m: |
0 ~ 200 nT:
0 ~ 2000 nT:
0 ~ 20000 nT: |
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■仕様
寸法 |
本体 |
155×80×36mm |
プローブ |
138×40×20mm |
ケーブル |
75cm |
アースケーブル |
5m |
重量 |
本体・バッテリー込 |
265g |
プローブ |
110g |
ディスプレイ |
LCD、2 1/2 |
パラレル・ディレクション |
TRMS |
周波数帯 |
フィルタなし |
16Hz - 100kHz ±1dB |
フィルタ・ローパスTP 2kHz オン |
16Hz - 2kHz ±1dB |
フィルタ・ハイバスHP 50Hz オン |
50Hz - 100kHz ±1dB |
測定レンジ |
電場 |
20/200/2000 V/m |
磁場 |
200/2000/20000 nT |
精度 |
電場 |
±10% |
磁場 |
±5% |
操作温度 |
0~55℃ |
使用電流 |
7mA |
使用電圧 |
9V Eブロック |
■往々にしてコンセントや照明スタンドの配線は寝ているときの頭の高さにあり、電気が流れているケーブル(とその電磁場)から人の頭までの距離は30~40cmしかないことがあります。試験によれば人は眠っているときの方が目の覚めているときよりも、電磁場からの負荷を受けやすいことが言われています。それに対応して、寝室における電磁場の建築生物学的限界値が低く設定されています。
●寝室に対する建築生物学上のガイドライン
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異常度 |
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極度 |
強度 |
弱度 |
ナシ |
電場 V/m |
>50 |
5-50 |
1月5日 |
<1 |
磁場 nT |
>500 |
100-500 |
20-100 |
<20 |
●種々の基準に基づく限界値
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基準 |
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DIN/VDE |
IRPA |
MPR |
TCO |
電場 V/m |
5,000 |
5,000 |
25 |
10 |
磁場 nT |
100,000 |
100,000 |
250 |
200 |
DIN/VDE:ドイツの限界値(50Hz)
IRPA:国際放射線防護連盟の限界値
MPR:CRTディスプレイ作業環境の基準
TCO:同上(スウェーデン労働組合設定基準) |
★T(テスラ):磁束密度の単位
★1T=10,000G(ガウス)
★100nT=1mG
★n:ナノ(10億分の1) |
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