ハンディデジタル鏡面計/品番 M532HS-100S |
【詳細表示】 |
商品番号 |
M532HS-100S |
価 格 |
|
物質表面の鏡面仕上げを、客観的(定量的)に測定します。
「鏡面度」とは、測定対象物の反射像(鮮明さ)、輝度値(明るさ)の分布のバラツキを元に、基準値との相対値を「質」として測定するものです。
|
廃番
ハンディデジタル鏡面計
品番 M532HS-100S
|
■特徴
研磨鋼板やその塗装面・セラミック製品表面等、仕上げ処理が施されたのは、その仕上げをどのように評価するかと
いうことが重要となってきます。そのため、従来は表面の微細な形状などを定量的に測定する方法として「面粗度」
「光沢度」などの測定を行ってきましたが、こちらは物質のもつ特性の一部を測定しているに過ぎず、その写像性の
測定は目視検査に頼っているのが実情でした。
そこで、仕上げ処理された物質の表面性状を客観的に評価するため、写像性を数値化する計測器を開発しました。
「鏡面度」を数値で表示するハンディータイプの計測器はステンレス鋼板をはじめとした多くの塗装面・仕上面の測定
を可能にした新しい計測器です。
■測定方法
@測定対象物の表面にプローブをのせる
Aターミナルのボタンを押す
B測定結果が表示される |
■鏡面度測定の原理
|
@プローブ |
Aカメラモジュール |
B基準パターン |
Cワーク(表面に基準パターンが写る) |
D白色LED光源 |
E光拡散リング |
|
※カメラから取込んだ反射画像
64本の線上で輝度データを各線につき80画素取得します。
※赤線は処理上のイメージ
※中心部分はカメラレンズ |
■鏡面度 算出方法
ワーク上の標準偏差値
基準ミラー上の標準偏差値 |
× |
基準値(初期値“1000”) |
■実際の基準パターン反射画像例
|
|
|
■基準ミラー/鏡面度:1000 |
■ワーク例1/鏡面度:445.3 |
■ワーク例2/鏡面度:135.7 |
|
|
■各部の名称
|
@LED(緑/赤/橙)
測定結果の合否・本器の状態によって点灯・消灯します。 |
ALCD
本器の状態、測定結果などが表示されます。 |
B上下左右キー
基準値・合格範囲などの設定に使用します。 |
C電源スイッチ(側面)
本器の起動/終了に使用します。 |
D鏡面度キー
鏡面度の測定に使用します。 |
E色調キー
色調の測定に使用します。 |
FF1キー
ファンクションキー、現在未使用です。 |
G補正キー
本器の補正、基準値、合格範囲などの設定に使用します。 |
Hターミナル本体 |
Iターミナルラバーブーツ |
J測定対象にこの面を当てます。 |
Kキャップ
本器の起動時の基準値設定、及び防塵のために使用します。 |
■仕様
●ターミナル部
表示/通知音 |
・液晶ディスプレイ:英数、最大20文字×4行
・2色LED:赤色、緑色、橙色(赤緑同時点灯)
・ブザー:圧電式ブザー |
操作キー |
・シートキー(メンブレン)スイッチ
・8スイッチ(「F1」キーのみ現在未使用状態) |
測定機能 |
・鏡面度、色調(各々の合否判定を含む) |
起動時間 |
・約10〜20秒 |
測定時間 |
・約5秒/回 |
測定温度範囲 |
・5℃〜50℃(結露なきこと) |
鏡面度精度 |
・±1.5%以内(周囲温度24℃固定で測定)
・±3%以内(周囲温度5℃〜50℃で測定) |
電源 |
・バッテリー(単3形ニッケル水素充電池)×4本 |
バッテリー動作時間 |
・約12時間(新品のバッテリーを使用し、周囲温度24℃で1分毎に1回の測定) |
消費電力 |
・最大3.8W |
寸法 |
・寸法ラバーブーツ含む:115.4mm(W)×220.9mm(H)×47.7mm(D)
・ターミナル本体:101.4mm(W)×190.6mm(H)×32.5mm(D) |
重量 |
・ターミナル:540g(バッテリー含まず)
・ターミナル本体:260g(ラバーブーツとバッテリー含まず) |
●プローブ部
受動素子 |
・CMOSデジタルカメラモジュール
・カラーVGAサイズ(640×480ピクセル) |
内部照明 |
・チップタイプ白色LED(32個搭載)
・光拡散リング |
基準パターン |
・同心円状白黒2値パターン
・内径12.5mm/外径25mmの輪環タイプ |
基準ミラー |
・ステンレスSUS304 BA
・鏡面研磨 #800 |
受像部(底面) |
・外径/内径(開口部):60mm/25mm |
ケーブル長 |
・プローブ〜ターミナル間:80cm |
寸法 |
・ターミナル本体:87.7mm(H)ば×最大φ68mm
(ケーブル部含まず) |
重量 |
・プローブ:240g(ケーブル含む)
・キャップ:60g(基準ミラー含む) |
|